![]() (下の記事からの続きです) 3日目からは福島へ入り、動物達のレスキューボランティア。 気持ちだけが先走っていたけど、やっとこれました、福島! 原発20〜30キロ圏内、主に計画的避難区域にて活動しました。 上の写真は20キロ(警戒区域)との境目。検問があり、中には許可証が無いと入れません。 こういった立ち入り禁止の場所がいくつもあり、ココへ行きたいと思っても、道を探すのが大変。 ![]() ご一緒させて頂いたのは「ねこさま王国」さん。 もう本当に、頑張ってます!足手まといになっていなければ良かったんだけど...。 活動ブログでは、緊急を要する飯舘村の状況がよくわかります。 浪江町も一刻を争う状況にあるようです。 私達は、東北地震犬猫レスキュー.comの賛同団体として参加。 ![]() 飯舘村役場で、犬猫みなしご救援隊さんに会いましたー。 二度と20キロ圏内のような現状をつくらない為、計画避難指定地域内(20~30キロ圏内)の ペットたちを率先して保護する活動をメインに。避難に際しペットの状況を聞いてまわり、 依頼があればその子達を保護し、一時預かりまたは里親探しを行うことをしています。 放浪犬や放置犬(猫ちゃんも)の確認、保護活動も共に行いました。 役場も動いてはくれていますが、まだまだ周知されておらず、内容も不明瞭。 飼い主さん達は、みんな悩んでいました。 あるおじいちゃん、おばあちゃんは「お金ないから避難しない。」と..... 飯舘村は全域が計画的避難区域なので、避難しなくてはなりません。 そのお家のネコちゃんについて尋ねると、この子はあまり遠くへは行かないから、と。 何とかしてあげたいけれど、何も出来ない。 お困りの時は、愛護団体へ連絡してくださいね、と言うしか出来ませんでした。 他にも「べこ(牛)もいいのか?」と懸命に聞いてこられるおじさん。 気持ちをしっかり持っていないと、涙が溢れてしまう....。 まだ全然回りきれなくて、伺っていないお家のコ達はどうなんだろうと心配です。 → 飯舘村の伴侶動物レスキューはUKC JAPANさんがされるようです(5/11追記) 現場で必死で努力している人がたくさんいて、それと同時に悲しい思いを抱えて 必死で一時預かりや里親探しをご希望される飼い主さん達がいて....。 インターネットなどの情報の伝達手段が少なく、預かってもらえる場所があることも 知らない方がほぼ100%。一軒々、伺っていく事が一番の方法の現状では、時間が足りません。 これが現実なのに、政府はなぜ 何もしてくれないの? なぜ、飼い主の気持ち、小さな命に手を差し延べてくれないの? 数が多すぎてゲージもすぐに底をつく。 一時預かりさんやシェルターの数も圧倒的に足りなくて、本当はきっと、民間ボランティアの 許容範囲を超えているのに、動いているのは民間ボランティア。 こんな時なんですから、民官で協力できるよう、政府も少しは考えてくださいよ。 国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。マハトマ・ガンジー 私個人なんかにお手伝いできる範囲は少なくて、ただただ自分の小ささが情けない。 頑張ってくださっているボランティアの皆様、本当にありがとう!! ![]() これが20キロ〜30キロ周辺と、計画避難地域のマップ。(わかりやすいものをお借りしました) マップでは隣の村と繋がっているのに、思うように進めない....。 宮城から福島の南相馬に向かう途中に、こんな場所も。 津波被害、原発被害、風評被害、どこまで苦しめるんだ!と辛い気持ちになります。 ![]() ![]() 街の中に突然現れる検問所。 ここは南相馬市内で、周囲は閉まっているお店も見られ、配達業者によっては届けてくれない 場合もあるけど、普通に生活されいる方がたくさん。 ここから先は人のいないゴーストタウンで、動物達が徘徊していて、残された子達が 餓死していってるなんて、本当に悪夢です。 共に行動した団体の代表や、警戒区域になる直前まで20キロ圏内でレスキューしていた ボランティアさん達は、残された動物の事を想い、突然の避難、そしてペットを置き去りに せざるを得なかった住民の方々を想い、怒りながら、悲しみながら心配していました。 避難を余儀なくされる住民の皆様は一様に、本当はここにいたいんだけど、と....。 もう年だから、避難しないとおっしゃる方もいらして、辛かった。 簡単に言っちゃいけないのかもしれないけど、原発なんていらない!!! ![]() 2日目は、飯舘村を中心に。 本当に良いところ。住民の皆様も、本当に優しいの。 南相馬市の原発から20キロ近くにお住まいの皆様も優しかったー。 でもでもたまーに?な飼い主さんもいる....。 これはどこの地域でも同じですね(涙) ![]() ![]() 1日で50〜60匹も預かりのご依頼や保護があって、全ての子を助けてあげれるか、 心が締め付けられる思いでいます。 下の子達は保護されたほんの一部です。写真には無いけれど、ネコちゃんは相当数に....。 ゴールデンちゃんは、飯舘村で走ってたのを、一緒にチームで動いていたご夫婦が保護! 柴MIXのような優しいお顔の子は、飯舘村から南相馬へ向かう道路上で放浪してました。 私達の後続車が自衛隊さんの車両で、保護作業の途中まで見守られながら確保。 こうした保護の際には、必ず周囲住民の方とお話し、近くに飼い主のお宅はないか、 お知り合いのワンちゃんではないか?などの確認をしております。 放浪犬は、そのままにしておくと車に轢かれてしまう、その辺りの子ではない、 などの場合のみ保護という形をとりました。 保護場所に必ず、保護先の連絡先、保護した旨を書いた紙を貼って来ています。 ![]() ![]() 1日ごとにスクリーニング。保護した子達も一緒に。 私は0.25。保護された子達も、数値に問題なし! 100から、その場で除染が必要とされていますが、全くをもって全然そんな必要なし!! ![]() 心残りがあるので、もう一度行きたいな。
by Mmegu33
| 2011-05-07 00:49
| Cat/Dog...動物たち
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